ホンダ、タカタ製品のリコールに関してFacebookを活用へ
VINに関連付いたEメールアドレスとユーザーIDを照合も
大手自動車メーカーであるホンダが、アメリカでタカタ製エアバッグ搭載車を多くリコールしているが、製品の修理や交換対応などを加速させるためにFacebookを活用し、顧客にメッセージを送っていくことが分かったと、各メディアが20日より報じている。ホンダが、Facebook広告のカスタムオーディエンス機能を活用し、自動車のVIN(車両識別番号)に関連付き暗号化されたEメールアドレスと、FacebookのユーザーIDを照合することが分かった。
これに関しホンダは、
「リコール対象車を持つと思われる顧客が、Facebookにログインしたときに、リコール関連のメッセージが表示されるようになる。」(Jalopnikより引用)
と話している。顧客への通知でFacebookに頼らざるを得ない状況か
各自動車メーカーによれば、タカタ製エアバッグが原因によるリコール台数は、全世界でおよそ1億2,500万台にも上り、全ての修理や交換の完了は、2023年までかかる見通しだとしている。ホンダはテレビやFacebookでのPSA(Public Service Ad=公共広告)を通じ、顧客へリコールに関する通知や情報提供を行っている。Facebookを通じた顧客へのアプローチは賢明ではあるが、Facebookを頼らざるを得ない状況であるとも報じられている。
(画像はHonda ホームページより)
▼外部リンク
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