ヴァレオ、トルクコンバーターの合弁会社を設立

韓国のパートナーと提携
自動車用部品の大手サプライヤーであるヴァレオは11月30日、自動車用の自動変速機と無段変速機向けトルクコンバーター分野において世界的なリーダーとなるべく、長期的なパートナーである韓国のPHCグループとの間で合弁会社の設立に向けた合意書を2月6日に調印したと発表した。

そして今回、ヴァレオとそのパートナーであるPHCグループは政府当局による承認を得て合弁設立の手続きが完了したことを明らかにした。

この新たに設立された合弁会社は約3,150人の従業員を雇用し、ヴァレオの連結決算対象の子会社となり、年間10億ユーロ規模の売上高が見込まれることから、設立初年度よりヴァレオの営業利益に大きく貢献する見通しである。

約5億ユーロ売り上げ拡大を予測
今回設立された合弁会社Valeo-Kapecは、ヴァレオとPHCグループの地理的、製品面、そしてビジネス面での強固な相互補完性を活用することで、購買、生産、そして研究開発における相乗効果を生み出していくことが期待される。

ヴァレオの会長兼最高経営責任者のジャック・アシェンブロワは次のように述べている。
「韓国における長期的なパートナーとの結び付きをいっそう強め、今回の合弁会社を設立したことで、ヴァレオは自動変速機と無段変速機向けトルクコンバーターの売上高を倍増させ、このハイテクな製品ラインアップで世界的なリーダーとなる。そして、韓国におけるプレゼンスと現代・起亜自動車向けの売り上げを拡大することで、アジア地域における売上高は約5億ユーロ伸びると予測している。」
(プレスリリースより引用)

(画像はヴァレオ ホームページより)


▼外部リンク

ヴァレオ プレスリリース
https://www.valeo.com/