デンソー、アスモとモーター事業の統合で合意
自動車用小型モーターシステムの開発と製造
世界的な自動車部品の大手サプライヤーであるデンソーは、アスモ株式会社(以下、アスモ)とモーター事業の統合を行うことで合意したことを、12月4日のプレスリリースで発表した。アスモは、デンソーと同社のアメリカ法人であるデンソー インターナショナル アメリカが完全所有する子会社で、株式はデンソーが合わせて92.38%保有している。
静岡県に本社を置くアスモでは自動車部品の製造販売を行っており、主に自動車用小型モーターシステムの製品開発や製造などが行われている。

事業統合における効力発生は2018年4月1日を予定
デンソーはこれまでグループ全体で、環境に優しくより安心安全な車社会の実現を目指してきたが、近年の車輌の電動化や自動運転システムの発展により、「モーター」の性能を向上させることに着目した。小型モーターの技術開発に強みのあるアスモとの事業統合により、より高いレベルでの製品開発を実現させることが可能となる見込みだ。
デンソーとアスモのモーター事業統合により、デンソー各グループとの連携を強化し技術開発のスピードやレベルをアップ。電動システムや自動運転システムの開発もいっそう強化し、快適なモビリティ社会の実現を目指す。
(画像はデンソー ホームページより)
▼外部リンク
デンソー・プレスリリース
https://www.denso.com/