トヨタ紡織、テネシー州ジャクソンの施設を拡大
自動車関連の企業が集中するテネシー州
アメリカ、テネシー州経済開発庁とトヨタ紡織テネシーは、同社がマディソン郡ジャクソンでの事業を拡大し、3,100万ドルを投資して139人の新規雇用を行うことを発表した。
「テネシーは、自動車業界で強みを持っていることで知られており、テネシーに自動車部門を持つ豊田紡織のような企業が成長し拡大する要因となっています。このような投資によって、我々は、品質の高い仕事で、南東部で1番の場所となることに1歩近づくことができます。」(プレスリリースより引用)
また、テネシー州経済開発庁のBob Rolfe長官は、次のように言った。
「自動車関連の雇用がテネシーに集中している割合は、全米平均の3倍以上です。トヨタ紡織は現在、テネシー州に242人の従業員を持っており、我々は、同社が139人の新規雇用をすることによって、テネシーでの自動車部門の強化を継続していることに感謝します。」(プレスリリースより引用)
インテリア・フィルター・パワートレイン製品を生産
トヨタ紡織は、プレミアムインテリアシステムの世界的なサプライヤーとフィルターメーカーであり、自動車部門向けのインテリア、ろ過およびパワートレインコンポーネントの開発と生産を行っている。トヨタ紡織アメリカとその関連会社は、アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル・アルゼンチンにおいて18ヶ所に拠点を持ち、11,000人以上の従業員を雇用している。
トヨタ紡織テネシーの社長である角野公彦氏は、2001年からのジャクソン市とマディソン郡からのサポートに感謝して、次のように述べた。
「我々は、テネシー州のジャクソンで事業を拡大することで、顧客により良いサービスを提供し、現在のチームの雇用保証を拡張し、さらなる従業員を提供することを嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)
この拡張により、トヨタ紡織は、現在の工場に143,000平方フィートの施設を追加するとともに、マディソン郡の施設に新しい設備を備えて溶接業務を統合する予定である。
地域の協力と住民の労働者の意欲
この件に関して、ジャクソン市のJerry Gist市長は、この地域の肯定的な事業環境と、地域と州の経済開発における強いパートナーシップに対して、多くの企業が対応することは驚くことではない、としている。また、マディソン郡のJimmy Harris市長は、この拡張は、地域住民の素晴らしい労働意欲と、西テネシー州で享受する卓越した生活の質の証拠であると語った。
(画像はテネシー州経済開発庁より)
▼外部リンク
テネシー州経済開発庁
https://www.tn.gov/ecd/news/54369