シェフラー、Compact Dynamics社の残りの株式を取得し買収を完了

明日のモビリティの鍵となる電気駆動技術を強化
シェフラーは、2016年の12月にCompact Dynamics社の株式の51%を取得していたが、今般、SEMIKRON International社から残る49%の株式を取得したことを発表した。

Compact Dynamics社は、高い性能を持つ電気モーターのメーカー。同社を買収することにより、シェフラーは、電気モーターの分野における専門知識を拡張していく。

シェフラーにとって、Compact Dynamics社の残りの株式を取得することは、「明日のモビリティ」戦略の実施における重要なステップであり、電気モビリティは、未来に向けた同社の鍵となる機会の1つを表している。

これは、新しい製品を追加することを通して、同社のポートフォリオを拡大することを含んでいる。Compact Dynamics社の買収は、シェフラーの既存技術の専門性を強化するものである。

電気自動車レースシリーズでの協働で成功
Compact Dynamics社は、ドイツのシュタルンベルクに本社を持ち、高性能の駆動システム、統合されたコンパクトで軽量な構造、モータースポーツ用途に焦点を置く、革新的な電気駆動コンセプトの分野における開発のスペシャリストである。

シェフラーとCompact Dynamics社は、FIAのフォーミュラE電気自動車レースシリーズにおいて、アウディABTシェフラーチームのための電気駆動を共同開発することなど、長年にわたる協働で、大きな成功を収めてきた。

(画像はプレスリリースより)


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