ホンダ、タカタ製エアバッグによる20人目の死者を確認

ホンダ・シビックによる事故 ルイジアナ州で1人の死亡を確認
ホンダが同社自動車に搭載されたタカタ製エアバッグの異常破裂が原因による事故で、新たな死者を確認していることが分かったと19日、各メディアが報じた。

アメリカの国家道路交通安全局(NHTSA)とホンダは19日、7月10日にルイジアナ州バトンルージュで、ホンダ・シビック2004年モデルが事故を起こし、ドライバーが亡くなったことに関して、搭載されていたタカタ製エアバッグが原因であるとの見解を発表している。

負傷者もアメリカだけで180人以上 世界で20人に
エアバッグ・インフレーターの異常破裂によって、部品などがはじけ飛んだことが主な原因だと考えられており、タカタ製エアバッグが原因で亡くなった人は、世界で20人にも上っている。

アメリカだけでみても負傷者数が180人以上に上っており、ホンダは今までに100,000台以上のタカタ製エアバッグのインフレーターを交換してきた。

オンラインでの売買や、搭載車の販売も禁止しているが、死傷者が出続けている現状があるため、アメリカ政府の協力も得て、今後も様々な調査や策を講じていくとしている。

(画像はPittsburgh Post-Gazetteより)


▼外部リンク

Pittsburgh Post-Gazette
http://www.post-gazette.com/

Reuter
https://www.reuters.com/

Los Angels Times
http://www.latimes.com/