フォードとマツダ、タカタ製エアバッグ搭載ピックアップを再リコール
2004年から2006年モデルが対象 異常破裂の危険性が高く
世界的な自動車メーカーであるフォードとマツダ両社が、タカタ製エアバッグの搭載されたピックアップ・トラックを、アメリカで再リコールすることが分かったと、21日から各メディアが報じている。再リコールになったのは、2004年から2006年モデルの「フォード・レンジャー」及び、「マツダ・Bシリーズ」。助手席側と運転席側のタカタ製エアバッグ・インフレーターが対象で、異常破裂の危険性が高いことから再リコールに踏み切っている。
インフレーターを交換も 380,000台以上が再リコールに
リコールの対象となったピックアップ・トラックは、2016年と2017年にもリコールとなり、新しいインフレーターに交換されたばかりである。これにより380,000台以上が、2度目のリコールを迎える。ガス発生剤として硝酸アンモニウムが使用されているタカタ製インフレーター。高温多湿の環境下でインフレーターに湿気が入り込み、硝酸アンモニウムが吸湿、異常破裂を引き起こし、エアバッグの金属片などが飛び散ることが分かっている。
(画像はThe Detroit Bureauより)
▼外部リンク
The Detroit Bureau
http://www.thedetroitbureau.com/
CBS Pittsburgh
http://pittsburgh.cbslocal.com/
FenderBender
https://www.fenderbender.com/