パナソニック、TCUの量産をフィコサとスタート
パナソニック初のTCUとなる
パナソニックは1月12日のプレスリリースにて、スペインの自動車部品兼サプライメーカーであるフィコサ・インターナショナルS.A(以下フィコサ社)と協業開発したテレマティクス・コントロール・ユニット(以下TCU)の量産をスタートしたと発表した。すでにTCUの量産は昨年12月より開始、出荷を行っている。この製品は協業開発の製品としては電子インナーミラーに次ぐもので、パナソニックでは初のTCUとなる。
すでに純正用品採用へ
フィコサ社の車載アンテナ技術とパナソニックの無線通信技術を併せ持ったTCU、さらにそのインターフェースとなるクラウドサーバーも開発した。GPS受信機内蔵型であるTCUは車両の位置情報および車両情報をサーバーへ送信し、緊急通報、GPSで盗難車の追跡などさまざまなトラブル発生時にサポート依頼を行え、スマートフォンとも連動させたテレマティクスサービスも可能となっている。
このTCUはHonda Automobile(Thailand) Co., Ltd.の純正用品への採用が決定している。今後も、フィコサ社との協業を継続し、さらなる協業開発、受注獲得に専心するとパナソニックは明言している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
パナソニック プレスリリース
http://news.panasonic.com/