オートリブ、エレクトロニクス事業の別会社「Veoneer」を設立へ
ADASや自律走行システムなど
自動車安全システムの世界的リーダーであるオートリブは、2018年の第3四半期に、エレクトロニクス事業の別会社「Veoneer」を新しく創立することを発表した。Veoneerの目標は、高度運転支援システム(ADAS)と自律的な運転のためのシステムサプライヤのリーディング企業になることであり、自動車安全エレクトロニクス製品の市場リーダーとなることである。
Veoneerの製品には、セーフティエレクトロニクス・アクティブセーフティ・ADAS・自律走行のためのセンサーとソフトウェア・高度なブレーキ制御ソリューションが含まれる。
交通安全性と快適性、利便性の向上
オートリブの会長兼CEOであるJan Carlson氏は、新しい会社のVeoneerという社名は、この会社が将来の技術に焦点を当てた独立企業であることを明確に表していると説明し、顧客重視の会社と株主価値を創成することへの期待感を表明した。Carlson氏は、さらに次のように語った。
「Veoneerのブランドは、自動車エレクトロニクス、ADAS、自動化、新しいモビリティにおける先駆的なパイオニアとなるでしょう。今日、我々は、市場で最も幅広い製品ポートフォリオを保有しており、Veoneerの目的は、自動車産業の現在の革新における最前線に留まることです。Veoneerは、車両がよりインテリジェントになるにつれて、自動化と、人間と機械の相互作用の課題に取り組む用意ができています。この開発により交通安全性が大幅に向上し、輸送が必要な人々に対して、新しいレベルの快適性と利便性がもたらされます。」(プレスリリースより引用)
別会社設立後、オートリブの現在のパッシブセーフティ部門は、ニューヨーク証券取引所およびナスダックストックホルムでの上場を継続し、オートリブの下で引き続き事業を続ける。
(画像はAutolivより)
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