タカタ製エアバッグが原因 ホンダが新たな死者を確認
マレーシアでは6人目の死者に 「ホンダ・シティ」の事故で
マレーシアにおいて、タカタ製エアバッグを搭載車による事故が起き、ドライバー1人の死亡が確認されたと、1月30日より各メディアが報じている。「ホンダ・シティ」2004年モデルがマレーシア・セランゴールで、今年の元旦に事故を起こし、そのドライバー1人の死亡が確認されたとホンダが明らかにした。ホンダは警察との事故調査から、エアバッグ・インフレーターが異常作動したことが、ドライバーの死につながったと考えていることも分かった。
2015年のリコール対象モデル 中古車として所有者が変わる
「ホンダ・シティ」2004年モデルは、2015年にリコールの対象となっており、幾度となく所有者にリコール通知書などが送付されていた。しかし、中古車として他者に販売され、所有権が別の人に移っていたことから、現在の所有者にリコールの情報が伝わっていなかった可能性が指摘されている。ホンダは、リコール対象車の所有者にインフレーターの交換をすることや、所有者の変更などがあった場合は、最新の情報を登録するように呼びかけている。また、現在販売されているラインアップには、タカタ製エアバッグは搭載されておらず、以前販売されたモデルだけが対象であると強調している。
(画像はThe Starより)
▼外部リンク
The Star
https://www.thestar.com.my/
Free Malaysia Today
http://www.freemalaysiatoday.com/
Daily Mail
http://www.dailymail.co.uk/