シェフラー、「明日のドライブ」に関する国際会議でインテリジェントな技術を紹介
高いエネルギー効率で地球に優しい自動車技術
シェフラーは、フランクフルトで開催された第12回International MTZ Conference「The Drives of Tomorrow」において、様々なインテリジェント自動車技術について紹介した。様々なアプリケーションの分野と目的においては、技術を相互に組み合わせる必要がある。車両が電気駆動、ハイブリッド、内燃エンジンのいずれであっても、開発者の主要な目的は、環境に優しいこととエネルギー効率である。
つまり、内燃エンジン・トランスミッション・電化が統合されたシステムに関して、異なるドライブトレインは、ますます検討されなければならないということだ。これは、シェフラーが、自動車産業サプライヤーとして、幅広い専門知識を証明できる部分である。その目的は、関連する要件に対する最良のソリューションを、すべての顧客に提供することである。
モビリティにおける急速な変化は、困難であるが管理しやすいタスクを業界全体にもたらす。この分野において、シェフラーは、幅広い技術ポートフォリオから恩恵を受け、顧客のためにカスタマイズしたシステムソリューションを開発することができる。
シェフラー、自動車OEMのCEOであるMatthias Zink氏は、次のように述べた。
「シェフラーは、カーボンニュートラルモビリティへの道のりで幅広いドライブオプションを提供することができます。我が社は、内燃エンジン、トランスミッション、電気駆動装置の相互作用に重点をおいて、世界中の顧客とともに、地域ごとの要件とアプリケーションのための最良の技術ソリューションを開発するために必要な専門知識を持っています。」(プレスリリースより引用)
深い専門知識による高度な技術
今回の会議において、シェフラーによって行われたプレゼンテーションの主な焦点は、電化ドライブトレイン、効率的な内燃エンジンを伴うハイブリッド技術、環境に優しいエネルギーチェーンの全体像である。個々の技術の深い専門知識と、その潜在能力は、相互に結びついた時に、高度な技術の基礎を形成する。例えば、振動挙動と振動減衰の包括的な知識は、気筒休止を伴う効果的な内燃エンジンを設計するための前提条件である。
また、包括的な最適化戦略と優れた専門的な設計は、パワーエレクトロニクスを統合したモジュラー電気アクスルのような、コンパクトでパワフルな電気ドライブを開発するためには不可欠であり、そして、エンジンや電化システム、トランスミッションのような個々の部品をスムーズに統合するために、さらに、完璧に適合するドライブトレインを創成するためには不可欠である。
フランクフルトの会議では、燃料電池と合成燃料技術に関する議題も話し合われ、Zink氏は次のように述べた。
「我が社の顧客は、あらゆるコンセプトのためのソリューションが提供されることを期待しています。」(プレスリリースより引用)
シェフラーは、燃料電池技術のためのインテリジェントな表面コーティングの重要性についての洞察も提供している。
(画像はプレスリリースより)
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