エスケイエフ、新しい大型車用ホイールエンドシールを発表

長い製品寿命と拡張した保証を提供
エスケイエフは、ホイールエンドがすぐに故障するリスクや、予期しないダウンタイムと車両の修理に関連する高いコストを大幅に低減する、トラックとトレーラー用の新しいホイールエンドシールを発表した。

その「Scotseal X-Treme」は、ドライブ・ステアリング・トレーラーアクスル用のホイールエンドシールの確立された製品ライン、「Scotisal Classic」「Scotseal Long Life」「Scotseal Pro」「Scotseal Plus XL」の最新製品である。

「Scotseal X-Treme」は、車両サービス市場、OEのトラックとトレーラーメーカーに対して、最も厳しい運転条件においても、信頼性と長い製品寿命を提供している。また、現在「Scotseal Plus XL」によって提供されている3年間の部品と修理保証を、エスケイエフの故障対応保証プランである「TFO 5」と「TFO7」の下で、トラックで5年間、トレーラーで7年間の保証に拡張する。

また、エスケイエフは、最適化された主要なアクスルのリップ外形、新しいメタルユニットジオメトリ、独自の波打ったリップのデザイン性能を強化する改善された水素化ニトリルゴム素材の使用を含む新しいデザイン機能によって、優れた保証を実現した。

総合的に、これらの機能は、卓越したアンダーリップ温度、より低い走行摩擦、改善された汚染排除、より長いシール寿命を提供している。

高い耐久性と短い交換時間
ホイールエンドシールの交換を伴うハブの潤滑油注入作業には約2時間かかるため、車両のダウンタイムのコストは、すぐに増加する場合がある。

しかし、「Scotseal X-Treme」は、その革新的な新しいシールデザインによって、予定外のダウンタイムコストを半分まで減らすことが可能であり、シールの問題によるホイールエンドの故障を大幅に低減することができる。また、このシールは、新しい「短い停止距離」の法律に準拠したブレーキシステムによって生じる高温に対処するようにデザインされている。

「Scotseal X-Treme」は、2018年の初めまでに、様々なサイズの、ほとんどの標準的なアクスルタイプで利用可能となる。

「Scotisal X-Treme」大型車用ホイールエンドシールは、2018年オートモーティブニュースPACE賞のファイナリストとなっている。

(画像はプレスリリースより)


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