Gestamp、モロッコの部品メーカーTuyauto社との合弁事業契約に調印

ホワイトボディ部品の組み立てなど
Gestampは6日、アフリカで初めてとなるモロッコへの進出を果たし、モロッコの部品メーカーであるTuyauto社との合弁事業契約に調印したことを発表した。

GestampとTuyauto社は、PSAプジョーシトロエンが工場を建設中の地域に隣接するラバトから約50キロメートル離れたケニトラにおいて、グリーンフィールド工場の建設を開始する予定である。

新しい工場は、2019年に操業を開始する予定であり、当初は、120人の従業員で、塗装する前の車体(ホワイトボディ)部品の組み立てと小規模な打ち出しに特化して業務を行う。

この工場で、Gestampは、主要な世界的顧客であるPSAプジョーシトロエンとルノー・日産グループと協働し、モロッコ市場へのコミットメントを確認する。このステップで、グループは、新しい技術をもたらし、より高い付加価値の部品を製造するための新しい市場を開拓する。

アフリカでは初めての工場
モロッコは、Gestampのグローバルフットプリントに新しく追加される。これは、2017年に工場を買収したルーマニアに続くものであり、同社は現在、21の市場にフットプリントを持つ。また、2018年の間に、新しい市場として日本も加える予定である。

Gestampの執行会長であるFrancisco J. Riberas氏は、モロッコへの進出を強調して、次のように説明した。
「アフリカ全体、特にモロッコは、自動車製造業において、大きな成長可能性を持つ新興市場です。我が社は、顧客に隣接するという戦略を進めています。」(プレスリリースより引用)

また、Gestampの責任者は、「モロッコは、自動車産業における有望な国であり、我が社は、世界の他の地域において既に実践されている機能を、この地域の顧客に提供できることを非常に嬉しく思っている。」と述べている。

(画像はプレスリリースより)


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