タカタ製エアバッグ問題で、フォードが追加リコールを決定
「レンジャー」30,000台以上をリコール・リストに追加
アメリカの大手自動車メーカーであるフォードが、タカタ製エアバッグの欠陥問題を受けて、リコールを拡大していることが分かったと、12日より各メディアが報じている。フォードが新たに運転を避けるべき車に指定し、リコール対象車リストに追加したのは、ミッドサイズ・ピックアップトラック「レンジャー」で、30,000台以上になる見込み。
タカタ製エアバッグが搭載された「レンジャー」において、ウェストバージニア州で昨年7月に死亡事故が発生しており、フォードは同車両の運転を避けるように顧客に呼びかけてきたが、これが更に拡大する形となった。
フォードの継続している調査で発覚 ディーラーで無料修理も
フォードは、「北アメリカで製造されたフォード・レンジャーの2004年から2006年モデルには運転席側、助手席側ともにタカタ製エアバッグ・インフレーターが搭載されており、全てがリコールになっている。」(mliveより引用)
としている。同社はタカタ製エアバッグに関しての調査などを継続しており、今回の「レンジャー」もリコールの必要性が確認された。顧客に対して、ディーラーに対象車を持ち込むように呼びかけており、無料で修理を行うとしている。
(画像はABC Newsより)
▼外部リンク
ABC News
http://abcnews.go.com/
mlive
http://www.mlive.com/
NYDailyNews
http://www.nydailynews.com/