デンソー、テネシー州アセンズの製造工場を拡張

1億9,000万ドルを投資
デンソーは、アメリカ、テネシー州アセンズの工場に対し、1億9,000万ドルの投資を行って拡張することを発表した。この投資により4つの新しい生産ラインを作り、320人の新規雇用を行って、顧客に重要な部品を提供する能力を高めることとなる。

これは、北米における戦略的投資の一環であり、デンソーが、テネシーを主要な製造拠点とするというコミットメントの一部である。

最近の税制改革を含む政策によって、アメリカの経済は成長を続けると期待されており、デンソーは、アメリカにおいて、自動車イノベーションと製造を引き続き進めていくことを計画している。同社は、9月にテネシー州メアリービルの施設に10億ドルの投資を行い、電化と安全システムに重点を置いて、1,000人を新規雇用した。

アメリカの顧客の近くで製造することを強化
テネシー州アセンズ、デンソー・マニュファクチュアリングの管理部長であるHugh Cantrell氏は、次のように述べた。
「北米において顧客の近くで生産を行う能力を高めることは、この地域におけるデンソーの成長を引き続き支えるでしょう。この投資は、我が社の重要な生産センターの1つを強化するものです。アセンズは、燃料供給、イグニッション、排気ガスシステムに関する主要部品を生産し顧客に供給することにおいて、大きな役割を果たしてきました。」(プレスリリースより引用)

また、ビル・ハガティ駐日アメリカ大使は、「デンソーがアセンズの施設に1億9,000万ドルの投資を行い320人の従業員を雇用することは、アメリカ経済と労働者を信頼している証拠である。そして日本とアメリカ間の深く戦略的で経済的な結び付きの1つの強力な例だ。アメリカはビジネスに開放されている。」との見解を示した。

(画像はDENSO INTERNATIONAL AMERICAより)


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