フェデラル・モーグルの「ANCO」ワイパー、100周年を迎える
目を引くBig Yellowディスプレイを復活
フェデラル・モーグル・モーターパーツからの高級ブランドである「ANCO」のワイパーは、3月1日に100周年を迎え、過去に使用されていた、ショップや技術者のための目立つディスプレイキャビネットである「Big Yellow」を、再び導入することを発表した。また、ANCOは最近、軽自動車用の新しいワイパーブレードANCO 97シリーズをリリースしている。
Big Yellowは、ワイパーがディスプレイされて販売され、広められた方法に革命をもたらしたユニークなディスプレイユニットであり、ANCOの初期、ショップやサービスステーションで人気があったもの。そして、現在、期間限定で使用することができる。
ブランドの寿命を延ばすだけでなく、純正のANCOワイパーを簡単にインストールや販売するために、技術者が利用しやすいものとなっている。
Big Yellowを入手するには、ショップのオーナーがサプライヤーに詳細を問い合わせのこと。
洗剤筋が残らず高性能なワイパー
アメリカのフェデラル・モーグル・モーターパーツ、マーケティング担当副社長であるMichael Proud氏は、次のように語った。「ANCOは、フェデラル・モーグル・モーターパーツの最も有名なブランドの1つであり、Big Yellowを市場に復活させることによって、過去に敬意を表することができます。我々は、このブランドのフレッシュで現代的な外観を作り上げて、今後の100年をスタートできることを楽しみにしています。そして、ANCOブランドと我々が提供する製品スペクトラムの新しい見方を持つ技術者や店舗オーナー、DIY業者がいることを嬉しく思います。」(プレスリリースより引用)
ANCOは、長年にわたり、乗用車や商用車向けのプレミアムな交換用ワイパーブレード、・レフィル・ワッシャーポンプ・ワイパーアームを提供してきた。最近、ANCOブランドは、軽車両向けの従来型ワイパーブレードの新しいシリーズ「ANCO 97シリーズ」のワイパーを発売し、それは、北米における走行中の車両台数(VIO)の97%をカバーする、12インチから22、24、26、28インチというサイズの完璧な製品ラインを提供している。
ANCOによる長年の技術革新を踏まえ、ワイパーは、高性能ゴム化合物である「Duraklear Plus」で製造されており、常に洗剤筋が残らず、高速道路のスピードを維持できるものとなっている。
これらのワイパーは、簡単に早くインストールするためにコネクタの使用を排除した「Redi-Fit」コネクションシステムを供給している。
100年の歴史
ANCOは、1918年に、インディアナ州サウスベンドのJohn W. Anderson氏によるAnderson Companyとして設立されたブランド。当初、オリジナルのフォード・モデルT向けの「Hot Spot」マニフォールドガスケット、スラスト玉軸受、タイマーなどを含む自動車関連製品の開発、生産、マーケティングを行っていた。その後、同社はワイパーブレードの製品試験を行い、1930年代前半までに、軍事用途を含む大量の交換用ワイパーとアームの生産を開始した。
フェデラル・モーグルは、1998年に、ANCOブランドを買収している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Federal-Mogul Motorparts Press Releases
http://fmmotorparts.mediaroom.com/