IAC、チェコ共和国のプジェシュティツェに工場を新設
高級ドアパネルの生産
IACは、チェコ共和国のプジェシュティツェに、プレミアムドアパネルを生産する最先端の工場を開設したことを発表した。3月7日に開催されたグランドオープニングセレモニーには、IACのグローバルリーダーシップと現地の従業員、顧客の代表者および地域当局が参加した。
新しい工場は、IACにとってプジェシュティツェで3番目の拠点であり、この地域で既に1,300人いる従業員に、さらに800人の熟練した労働力を加える予定である。
IACは、新しい工場に4,000万ドルを投資し、工場の面積は、32,560平方メートル以上になる。同社は最近、ドアパネルの量産を開始したが、工場は、さらなる成長に十分に対応できるものとなっている。
IAC、ヨーロッパ地域担当の社長であるJonas Nilsson氏は、次のように述べた。
「プジェシュティツェにおいて最大の雇用主として、才能ある熟練した労働力を集めて維持することは、顧客が期待する優れた品質とサービスを保証するために重要です。才能ある人材の確保は、ヨーロッパにおける製造戦略の重要な要素であり、ドイツ、スウェーデン、イギリスにおいて最も印象的な高級車のためのプレミアムなサプライヤーとして、我が社の地位をさらに高めるためのゴールとなります。」(プレスリリースより引用)
ヨーロッパで拡大する生産に対応
新しいグリーンフィールド工場は、IACのプジェシュティツェにある2つの施設の最終段階であり、中東欧の施設からの顧客をサポートし続けることを実現している。そして、プジェシュティツェの第1工場がある地域で得た選ばれる企業という評判、また、同社がヨーロッパにおける主役であるという高い評判を利用したものである。IACの社長兼最高経営責任者であるRobert Steve Miller氏は、新しい工場の開設は、世界中の顧客にプレミアムなインテリア製品を提供するという継続的なコミットメントを反映しているという見解を示し、次のように述べた。
「IACは射出成形の世界的リーダーであり、新しいプジェシュティツェ第2工場における、年間に60万ユニットのドアパネルを生産するプログラムはこの地域でのさらなる成長を追求するための強い基盤となります。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
International Automotive Components (IAC)
http://www.iacgroup.com/