オートリブとZenuity、吉利汽車向けレベル3高度運転支援システムを生産へ
ADAS電子制御ユニットとソフトウェアなどを含む
オートリブは、ソフトウェアに関する合弁会社であるZenuityとともに、吉利汽車のためのレベル3高度運転支援システムを開発、生産する会社として選ばれたことを発表した。オートリブは、ADAS電子制御ユニットとソフトウェア、レーダーシステム、モノビジョン、ステレオビジョンカメラシステムを含む、吉利汽車のレベル3プロジェクトのためのサプライヤーとして選ばれた。
吉利汽車は、ハードウェアとソフトウェアの機能と中国における完璧な実践を評価し、Zenuityとオートリブを選択したものである。
自律的な走行の実現へ向け協力
オートリブの会長兼CEOであるJan Carlson氏は、次のように述べた。「この栄誉は、オートリブにとってマイルストーンであり、Zenuityのソフトウェアソリューションのための新しい顧客、中国で急速に成長するアクティブセーフティ市場における拡大となっている。このプロジェクトを吉利汽車が選んだことを光栄に思い、自律的な走行に向けた今後の協力を楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)
オートリブは、自動車安全システムの世界的リーダーであり、子会社を通じて、世界の主要自動車メーカーの自動車安全システムを開発、製造している。そして、世界9ヶ国に23のテクニカルセンターと、19のテストトラックを保有しており、合弁会社を含め、世界27ヶ国に72,000人以上の従業員を雇用している。
そして、オートリブとZenuityの提携は、センサーから車両までの知識と、クラウドベースのソフトウェア技術の組み合わせを表している。
(画像はプレスリリースより)
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