フェデラル・モーグル、先進スターター・ジェネレーターの顧客契約を獲得

高性能でCO2排出量を削減
フェデラル・モーグルは3月28日、新製品グループであるControlled Power Technologies (CPT)が、最初の商業顧客契約を獲得したことを発表した。

約1億ドル相当となる長期契約は、OEMに向けた先進のスターター・ジェネレーター・システムの開発と量産をカバーしている。

Federal-Mogul Controlled PowerのマネージングディレクターであるNick Pascoe氏は、顧客との活発なエンジニアリング作業の頂点として、この発表をできたことを誇りに思うとし、次のように述べた。
「2017年11月にフェデラル・モーグル・パワートレインによって買収された時点で、我が社は、高性能技術の量産への移行を加速しながら、製造と市場投入への投資にコミットメントすることを約束しました。今、このコミットメントの結果が表れているのです。」(プレスリリースより引用)

また、フェデラル・モーグル・パワートレインの最高経営責任者(CEO)であるRainer Jueckstock氏は、フェデラル・モーグル・パワートレインが内燃エンジンのための現在の製品と機能に焦点を置いていることに言及し、次のように説明した。
「CPTの製品ポートフォリオは、さらなるビジネス成長に向けた卓越した機会を提供しています。それにより、CO2排出量を削減し、ハイブリッド化されたパワートレインを開発するために作業しているOEMと、魅力的な新しいプロジェクトやパートナーシップを締結することができます。」(プレスリリースより引用)

革新的電化製品とハイブリッド化された製品を提供
CPTの革新的な電化製品とハイブリッド化された製品は、スタート・ストップのための電動モータージェネレーターと、様々なハイブリッド化されたアプリケーションの統合を可能にする。さらに、ポートフォリオには、排気駆動の電化技術、燃焼エンジンの電子ブースティングおよび燃料電池の電気コンプレッサーが含まれる。

製品は、パフォーマンスを向上させながらパワートレインの排出量を削減するために、ドライブトレイン構成と電気アーキテクチャの多様な範囲にわたる使用に適している。

(画像はFederal-Mogulより)


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