ヴァレオ、2つの製品でPACE アワードを受賞
レーザースキャナーとエアコンシステムが表彰
自動車部品の大手サプライヤーであるヴァレオは、レーザースキャナーSCALAと新しい自然冷媒を使用するエアコンシステムの2つの製品が、2018年PACEアワードを受賞したと発表した。レーザースキャナーSCALAは、自動車市場向けに現在量産されている唯一のレーザースキャナーとなっており、既に市販車に搭載され高度な自動運転を実現するためのキーデバイスとなっている。
このスキャナーの照射角度は145度となっており、昼夜を問わずあらゆる天候下で150メートル先の静止した障害物および動く障害物も検知する能力を備えている。
2件のアワード獲得はヴァレオのみ
アワードを獲得したもう一点のエアコンシステムR-744は、化学物質ではなく自然冷媒を使用する空調ソリューションとして世界初の製品となっている。この技術はすでに2車種においてオプションとして採用されており、自然冷媒を使用することにより、マイナス20度の外気温において電気自動車の航続距離を従来のシステムより約30パーセント伸ばすことが可能となっている。
4月9日に米国デトロイトのマックスM. フィッシャー・ミュージック・センターにおいて2018年オートモーティブニュースPACEアワードの授賞式が開催されたが、2件のPACEアワードを受賞したサプライヤーはヴァレオのみとなっている。
(画像はヴァレオ ホームページより)
▼外部リンク
ヴァレオ プレスリリース
https://www.valeo.com/