ジヤトコ、CVTグローバル累計生産台数4,000万台を達成

大型FF車用は1,000台を達成
自動車用変速機の大手サプライヤーであるジヤトコは4月23日、無段変速機(以下、CVT)のグローバル累計生産台数が、1997年の生産開始以来20年9ヵ月で、単一サプライヤーでは初となる4,000万台に達したと発表しました。

また2018年4月には、ジヤトコの主力商品である中・大型FF車用CVT「Jatco CVT8」のグローバル累計生産台数が、2012年3月の生産開始以来6年1ヵ月で1,000万台に達したことを明らかにした。

単一機種の累計生産台数1,000万台に達したジヤトコのCVTは「JF011E」「Jatco CVT7」についで3機種目となる。
世界のCVT業界でトップシェア
ジヤトコは、軽自動車用から3.5リッタークラス車用までのCVTフルラインナップを揃える唯一のトランスミッションサプライヤーであり、現在は国内に3拠点、海外3拠点の計6拠点で生産活動を行い、同社の調査によると2017年のCVT世界シェアは、業界トップの37%となっている。

ジヤトコは、1997年に世界初となる2リッタークラス用の金属ベルト式CVTの生産を開始して以来、世界の需要拡大に伴い、2005年11月にはメキシコ、2009年9月には中国で、2013年7月にはタイでも生産を開始しており、今回、ジヤトコの生産累計が4,000万台となったCVTの内、1,800万台が海外生産となっている。

(画像はジヤトコホームページより)


▼外部リンク

ジヤトコ プレスリリース
https://www.jatco.co.jp/release/2018/20180423_923.html