ジヤトコ、北京モーターショーに出展

中国で年間100台の生産能力
自動車用変速機のサプライヤーで無段変速機(以下、CVT)のトップシェアを持つジヤトコは25日、4月27日から一般公開される北京モーターショー(Auto China 2018)に出展すると発表した。

ジヤトコの調査によると、同社はCVTの世界シェアが37%であり、軽自動車用から3.5リッタークラスの大型車用までのCVTフルラインナップを持つ世界で唯一の自動車用変速機サプライヤーである。

また、ジヤトコは世界4か国に6拠点のCVT工場を保有しており、ジヤトコ(広州)自動変速機有限公司では、東風日産の「ラニア」や「キックス」などに搭載されているCVTを生産しており、年間生産能力は100万台規模となっている。

最新のマイルドハイブリッド用CVT
ジヤトコは今回の北京モーターショーで、電動化に対するソリューションとして開発したマイルドハイブリッド車用トランスミッションのコンセプトモデルを世界で初めて公開。

48Vの電気コンポーネントと既存のCVTを組み合わせたこのマイルドハイブリッド車用トランスミッションは、ストロングハイブリッド用トランスミッションに比較してバッテリーやモーター等の部品を小型化することが可能であり、コストを抑えること同時に燃費改善効果を得ることがでる。

また、走行中にエンジンを停止して完全なEV走行をすることができるため、燃費モード走行でも40%がEV走行となり、中国の2025燃費規制にも対応できる変速機となっている。

(画像はジヤトコホームページより)


▼外部リンク

ジヤトコ プレスリリース
https://www.jatco.co.jp