KYB、湖北恒隆汽車系統集団有限公司と業務提携
電動パワーステアリングを生産
自動車用の油圧緩衝器や油圧機器のサプライヤーであるKYBは4月26日、中国の100%子会社である凱迩必(中国)投資有限公司が湖北恒隆汽車系統集団有限公司(以下、湖北恒隆社)と合弁会社を設立して、自動車用の電動パワーステアリングシステムおよび、その他の自動車用部品の製造販売と研究開発事業分野で業務提携を行うと発表した。KYBはこれまで国内限定で自動車用電動パワーステアリングの生産事業を行ってきたが、納入先の要望もあることから今後はグローバルレベルでの生産拠点を確立していく方針である。

出資比率は33.4パーセント
今回、中国の湖北恒隆社とKYBの電動パワーステアリング製品の開発、生産、供給における業務提携を行うことで、納入先の要望に応えると同時に、今後、中国において電動パワーステアリングの需要が見込まれることから、湖北恒隆社と提携することで、主に将来性が見込まれるエコカー市場向けの製品や自動運転技術向けの製品開発も対応していく計画である。今回設立される合弁会社の資本金は3.2億元で、出資比率は湖北恒隆社が66.6パーセント、KYBの中国子会社が33.4パーセントとなっており、4月27日に合弁契約を契約する。
(画像はプレスリリースより)
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KYB プレスリリース
https://www.kyb.co.jp