ベントラー、新たな物流センターを建設

2018年7月に完成予定
自動車部品の大手サプライヤーであるベントラーは4月30日、ドイツのクライネンベルクに新たな物流センターの建設を開始したと発表した。

既存の物流センターに加えて、新たな配送およびホールスペースを確保することは、同社の生産施設が順調に事業拡大していることを示すものといえる。

新しい物流センターの建屋は1,400平方メートル規模の敷地に建設され、本年7月には完成する見通しとなっている。
システムサプライヤーに向けて変革
ベントラーのSebastian Thole氏は次のように述べている。
「生産施設の物流センターを拡大することは、生産事業の幅が拡大したことに起因しており、我々は部品製造のサプライヤーからシステムサプライヤーへと変化している。これまでエンジン冷却用ウォーターパイプを生産していたが、現在は複雑な排ガス循環システムの冷却部品やフューエルインジェクションシステムを生産している。」
(プレスリリースより引用)

自動車メーカーは部品単体よりシステムとしての納品をサプライヤーに求めるトレンドにあるが、ベントラーも単なる部品サプライヤーではなく、このトレンドに則りシステムサプライヤーへと変革していく方針である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ベントラー プレスリリース
https://www.benteler.com/