フォルクスワーゲン、タカタ製エアバッグ搭載車「パサート」を再リコール

71,000台以上が再リコールの対象に 修理が完了しておらず
ドイツの大手自動車メーカーであるフォルクスワーゲンが、タカタ製エアバッグを搭載した「パサート」及び、「パサートワゴン」の再リコールを行うと、各メディアが5月3日より報じている。

フォルクスワーゲンは、過去にもタカタ製エアバッグを搭載した自動車をリコールしてきた。しかし、それらの修理は完全に終了していないとしており、今回「パサート」及び、「パサートワゴン」の2006年から2007年モデル、合わせて71,000台以上を再リコールしていく。

運転席側エアバッグ・インフレーターが異常破裂の恐れ
リコールをする理由としては、運転席側のフロント・エアバッグ・インフレーターが、事故時に異常破裂を起こし、ドライバーなどに危険が及ぶことが挙げられている。アメリカだけでなく世界中で、同製品による死傷者が相次いでいる。

フォルクスワーゲンは今後、対象車のオーナーに、再リコールに関して通知をする予定。オーナー自ら、同社カスタマーサービスに問い合わせも可能だ。準備が整い次第、ディーラーがエアバッグの交換を無料で行っていくとしている。

(画像はConsumerAffairsより)


▼外部リンク

ConsumerAffairs
https://www.consumeraffairs.com/

M Live
http://www.mlive.com/

CNET
https://www.cnet.com/