NHTSA、一部のタカタ製エアバッグ搭載車を「運転しないで」と警告
「フォード・レンジャー」&「マツダ・Bシリーズ」に危険が
自動車やドライバーなどの安全を監視するNHTSA(アメリカ運輸省道路交通安全局)が、一部のタカタ製エアバッグ搭載車に関して、いまだに高い危険性があると、5月7日のプレスリリースで発表した。NHTSAは、「フォード・レンジャー」2006年モデル及び、「マツダ・Bシリーズ・トラック」について、自動車メーカーなどから、再三にわたってリコール通知がされているにも関わらず、スムーズにリコールや修理が進んでいないとした。
そのため、タカタ製エアバッグによる事故発生のリスクが非常に高く、「運転しないで」という警告を発している。
メディアや安全推進機関などに拡散を求める 安全が最優先
また、NHTSAは、メディアや安全推進機関などに対し、安全に関するメッセージの拡散を求めており、対象となる自動車のオーナーへ届けるために尽力している。NHTSAのHeidi King副局長は、
「我々は、自動車を利用する全ての人の安全を最優先に考えている。リコールがいかに緊急性があるのかうまく伝えきれないが、このエアバッグは危険であることは間違いない。」(プレスリリースより引用)
と話している。(画像はNHTSA ホームページより)
▼外部リンク
NHTSA プレスリリース
https://www.nhtsa.gov/