イートン、中国に新合弁会社を設立

商用車用変速機を生産
自動車部品の大手サプライヤーであるイートンは5月10日、中国の大型商用車用トランスミッションのサプライヤーである陕西法士特汽車伝動集団公司(以下、SFGW)と、小型商用車用マニュアル変速機の生産を行う合弁会社を設立すると発表した。

合弁会社は中国陕西省宝鶏市にあるハイテクゾーンに設立され、中国で大きく販売が伸びている小型商用車用のマニュアル変速機の生産とアフターサービスを行う計画である。

また、新合弁会社ではアジア太平洋地域、東ヨーロッパ、アフリカ向けにも変速機の販売を行っていく計画である。
イートンの出資比率は49パーセント
イートン・ビークル・グループのプレジデントであるJoao Faria氏は次のように述べている。
「SFGWとの新たな合弁会社設立を報告できることは嬉しい限りである。イートンの高効率な変速機ソリューションと、SFGWのインフラと既存の商用車用変速機のラインアップにより、燃費と性能に関する規制への対応という両社共通のゴールに向け取り組んでいく。」
(プレスリリースより引用)

なお新たに設立する合弁会社の出資比率は、西安市を本拠地とするSFGWが51パーセントを保有し、49パーセントをイートンが保有することになる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

イートン プレスリリース
http://www.eaton.com/