コンチネンタル、ホログラフィック導波管投影技術のDigiLens社への投資を増加
最先端の導波管技術によるHUD
コンチネンタルは17日、シリコンバレーに拠点を置くホログラフィック導波管投影技術のリーディング企業であるDigiLens社への投資を増加したことを発表した。
DigiLens社のホログラフィック導波管技術により、自動車や航空、オートバイのヘルメットなど様々な用途でのヘッドアップディスプレイが実現する。同社のAutoHUD導波管製品は、視野を倍増させることによりHUDの性能を変え、拡張現実感アプリケーションに必要なディスプレイを大幅に拡大し、コンポーネントの容量を従来の6分の1に削減している。
コンチネンタル、Instrumentation＆Driver HMI業務部門のHUD製品開発担当ヘッドであり、今後、DigiLens社の役員になるThorsten-Alexander Kern氏は、次のように述べた。
「ヘッドアップディスプレイのサイズを縮小することで、この導波管技術は市場に革命を起こす可能性をもっています。当初の有望な結果を見て、このエキサイティングな技術をもたらすために、DigiLens社への投資を増やし、さらなる協力ができることを嬉しく思っています。」（プレスリリースより引用）
革新的なソリューションを共同開発
ヘッドアップディスプレイにおいて、画像を管理して拡大するためのミラーを使用する代わりに、導波管技術は、光を回折させ、垂直軸のハードウェアと容量が削減される。ミラーベースのヘッドアップディスプレイは、特に大型投影の場合、拡張現実の必要に応じて車両のダッシュボードに多くのスペースを必要とし、大部分は利用できない。Kern氏によれば、コンチネンタルは、導波管技術に基づいて、拡張現実ヘッドアップディスプレイが、広範な市場においても実現するという大きな可能性を見ている。
一方、DigiLens社のCEOであるChris Pickett氏は、次のように説明した。
「顧客向けデモンストレーションを何回か行って強く刺激を受けた結果、我々は、共同の努力を強化し開発を加速できることを嬉しく思っています。コンチネンタルによる高いレベルの支援は、両社の熱意と共通の価値観に対する証明です。両社のエンジニアは、革新的なソリューションを先駆けて開発しています。」（プレスリリースより引用）
（画像はプレスリリースより）
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