コンチネンタル、シンガポールに研究開発センターを開設

シンガポール3ヵ所目の施設
自動車部品の大手サプライヤーであるコンチネンタルは6月6日、シンガポールで3ヵ所目となる研究開発センターを開設したと発表した。

この新施設は、特にアジア地域で拡大するエンジニアリング事業に対応するため、同社がアジア地域に保有する最大規模の研究開発施設であり、民間企業がシンガポールに保有する最大規模の施設となる。

この研究開発センターは各フロア面積が11,000平方メートルの7階建ての施設で、コンチネンタルのインテリアとパワートレイン事業部の従業員が働くことになる。

またこの施設では、今後数年間のうちに新たに500人の雇用を創出する計画となっている。
従業員に優しい労働環境
コンチネンタルの役員会メンバー兼インテリア事業の代表でもあるHelmut Matschi氏は次のように述べている。
「我々のアジア地域におけるプレゼンスは拡大しており、2017年のアジア地域における売り上げはコンチネンタル総売り上げの22パーセントを占めている。このシンガポールに3ヵ所目となる研究開発センターを開設することは、アジアにおいてシンガポールが戦略的に重要な場所であることの証明でもある。」(プレスリリースより引用)

今回開設される研究開発センターには20の国々を出身地とする従業員が勤務する予定であり、油圧調整式のワークステーション、防音式の電話会議室、小型のミーティングスペースなど従業員に優しく働きやすいオフィス環境が特徴となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/