Plastic Omnium、2つのアワードを獲得

212件の特許申請
自動車部品の大手サプライヤーであるPlastic Omniumは6月13日、欧州自動車部品工業会より同社のTanktronicが2018環境イノベーションアワードを授与されたことを明らかにした。

Tanktronicは9年間にもおよぶ研究開発と、212件に上る特許申請を行ったプラグインハイブリッド車両用のスマートフューエルシステムである。

またPlastic Omniumのフューエルシステムは、6月15日に現代自動車よりスペリアテクノロジーアワードを獲得しており、2016年以来、韓国で現地生産されているこのフューエルシステムは、現代自動車のイオニックおよび起亜自動車のニロのプラグインハイブリッドモデルに採用されている。
大幅な出荷増の見通し
Tanktronicは従来の金属でできたフューエルシステムより40パーセント軽量化されており、車両が電気自動車モード時における燃料蒸気圧の管理を行い、効率化と省エネを図ることで車両の排ガス低減に貢献するシステムとなっている。

これら2つのアワード獲得は、Plastic Omniumが持つプラグインハイブリッド車両向けフューエルシステムの成功を裏付けるものであり、その集荷数量は2017年の50万個から2025年には700万個になると予測されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Plastic Omnium プレスリリース
https://www.plasticomnium.com/