マグナインターナショナル、中国に合弁会社を2社設立
電気自動車の生産と開発
自動車部品の大手サプライヤーであるマグナインターナショナルは6月18日、中国の電気自動車メーカーの北京新能源汽車と生産および開発を行う合弁会社を2社設立すると発表した。北汽集団の傘下にある北京新能源汽車およびマグナインターナショナルの関係者、地元政府関係者が参加する中、南京市で合弁会社設立の契約書が取り交わされた。
今後、政府当局の承認が得られ次第、北京新能源汽車とマグナインターナショナルは合弁会社を2社設立する予定である。
年間180,000台を生産予定
今回設立が予定されている新合弁会社は、現在、北汽集団が江蘇省の鎮江市に保有する生産施設に取って代わる予定であり、2020年には年間180,000台の車両を生産する計画となっている。また、この合弁会社では、他ブランド向けエンジニアリングと生産活動も行う計画となっている。
マグナインターナショナルの最高経営責任者であるDon Walker氏は次のように述べている。
「オーストリアのグラーツ以外の場所で車両のエンジニアリングと生産を行うことは初めてのことであり、今回の合弁事業はマグナインターナショナルにとっては歴史的なものである。」(プレスリリースより引用)
なお、2018年4月にマグナインターナショナルは、北汽集団と共同で中国市場向け次世代のスマート電気自動車用アーキテクチャーを開発することで合意している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マグナインターナショナル プレスリリース
https://www.magna.com/