ヴァレオ、BaiduのApolloプラットフォームに参加

多くの企業が参加する自律型運転プラットフォーム
ヴァレオは7月4日、中国語インターネット検索プロバイダーのリーディング企業であるBaiduが作成した、オープン自律型運転プラットフォーム「Apollo」と戦略的協力関係を締結したことを発表した。

ヴァレオは、業界で最も包括的なセンサを備えた、カメラ、レーダー、超音波センサ、そして「SCALA」レーザースキャナーなど、グループが現在世界的なリーダーとなっている分野であるセンサにおける専門知識に貢献している。

このノウハウにより、ヴァレオは、パリ環状道路での24時間走行や、ヨーロッパおよびアメリカを巡る長距離走行を含む、自律型走行車の分野で、数多く世界初の実績を上げている。

センサの専門知識を提供
ヴァレオは、センサが最適に機能するためのカギとなるセンサクリーニングシステム、自律車両間の接続性、社内の空調制御と最適化における技術に力を入れている。

また、ヴァレオは、オープンで信頼性があり安全なプラットフォームを通して、エコシステムパートナーへApolloから提供された、あらゆる種類のソフトウェア、ハードウェア、および、オペレーティングシステム、高精度測位、HDマッピングサービス、シミュレーションエンジン、クラウド、アルゴリズムなどのデータツールからの恩恵を受けることとなる。

2017年4月に開始されたApolloは、共同の取り組みを通じた自律型車両の開発やテスト、展開を加速している。

このパートナーシップは、ヴァレオグループのオープン・イノベーション・アプローチに沿ったもので、同社の自律型車両開発の意欲的なビジョンを示している。

(画像はValeo ホームページより)


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