タチエス、中国に実験センターに衝突試験機を導入

■中国地域で初めて導入
自動車部品の大手サプライヤーであるタチエスは7月13日、中国現地法人で河南省鄭州市を拠点とする泰極愛思(鄭州)汽車座椅研発有限公司が、中国地域で初めて導入した衝突試験機の稼動開始を記念した開業式を行ったことを明らかにした。

開業式には、地元の政府関係者、得意先、取引先などを招待し、またタチエス本社から代表取締役社長の中山太郎氏とモノづくり本部長兼取締役常務執行役員の島﨑満雄氏が出席してとり行われた。
■グローバルレベルの開発体制を構築
タチエスの代表取締役社長の中山太郎氏は式典の挨拶で次のように述べている。
「ここ鄭州を戦略的な重点地域として、タチエスの中国地域におけるモノづくりセンターとして発展させていくことを宣言いたします。将来的にはタチエスのグローバルにおけるモノづくりセンターとしての役割を担うことをビジョンとしております。」(プレスリリースより引用)

今回の衝突試験機の導入は、タチエスグループ内で日本・メキシコに続く3機目となっており、3拠点において衝突試験を対応することでオンデマンドな開発体制の基礎をグローバルレベルで構築して納入先の要望にタイムリーに対応していく方針である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

タチエス プレスリリース
http://www.tachi-s.co.jp/