コンチネンタル、大幅な組織再編を実施
■エンジン部門を分社化
自動車部品の大手サプライヤーであるコンチネンタルは7月18日、エンジンなどパワートレイン部門を分社化して上場させることを柱とする大幅な組織再編を行うと発表した。コンチネンタルは今回の組織再編により20年までに持ち株会社に移行し、コンチネンタルオートモーティブ、パワートレイン、コンチネンタルラバーの3社に再編することで、電動化や自動運転など技術の急激な変化に機敏に対応できる体制をつくる方針である。

■新技術への対応に必要な組織再編
今回の組織再編は、自動運転技術とコネクトカーなどの車両ネットワーキング技術の2つを、事業領域の中心に据えるものであり、パワートレイン部門は分社化し、2019年半ばに上場させる予定となっている。また、現在のシャーシ&セーフティ部門とインテリア部門を2020年までに再編し、「自動運転テクノロジー」と「ネットワーキングテクノロジー」とすることで新技術への対応を推進していく計画である。
コンチネンタルの最高経営責任者であるElmar Degenhart氏は声明で次のように述べている。
「コンチネンタルの歴史上、最大の組織変更を行う。これは激変するモビリティ技術に対応していくためである。我々の持つ強みを最大限に活かし、機敏かつ柔軟に対応するために今回の再編は必要である。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/