オートリブ、未来の車両の安全性を向上させる共同研究「OSCCAR」に参加

■自動車メーカーや研究機関などとの共同研究
オートリブは、未来の車両における乗員の保護と安全性を向上させるために、新しいヨーロッパH2020研究プロジェクトOSCCARに参加している。

リラックスしたシートの位置や回転シートなど、快適性と利便性を強化した特徴を持つ高度に自動化された未来の車両には、より高度で斬新な拘束システムを開発する必要がある。

新しい研究プロジェクトOSCCAR (Future Occupant Safety for Crashes in Cars)において、自動車メーカーや研究機関、他の自動車サプライヤと提携することによって、オートリブは、未来の拘束システム開発に向けて調和された方法とツールに貢献する。

■様々な乗員を最適に保護する方法を研究
オートリブの研究担当副社長であるCecilia Sunnevång氏は、次のように述べた。
「このプロジェクトは、今後の事故シナリオを理解するための貴重な情報を提供するとともに、多様な乗員に向けたシート位置や新しい内装のための新しい拘束システムによる最適な保護方法を提供します。このプロジェクトは、衝突テストのダミーや人体モデル、リスク機能などのツールを組み込むことによって、未来の乗員を保護する方法についての規制や消費者テストへの情報を提供します。」(プレスリリースより引用)

乗員保護のための指針と概念は、複雑なテストケースのための適応した人体モデルを使用し、性別や年齢、人口統計学的要因など異質性の特性を考慮して開発や評価が行われ、乗員の保護ために熱心で独自の安全性増加を実現している。

(画像はAutolivのホームページより)


▼外部リンク

Autoliv Press Releases
https://www.autoliv.com/