タカタ製欠陥エアバッグで、日産自動車が「ヴァーサ」をリコールへ

■「ヴァーサ・セダン」など、およそ105,000台が対象に
大手自動車メーカーである日産自動車が、アメリカにおいて「ヴァーサ」をリコールすることが分かったと、7月15日より各メディアが報じている。

「ヴァーサ・セダン」2011年モデルや、「ヴァーサ・ハッチバック」2011年から2012年モデルが、今回のリコールの対象で、およそ105,000台に上る。アメリカの42州とワシントンD.C.に登録された自動車に適応される。

■助手席側フロント・エアバッグ・インフレーターが異常破裂の恐れ
リコール対象の「ヴァーサ」に搭載されている助手席側フロント・エアバッグ・インフレーターは、衝突事故を起こした際に異常破裂し、金属片が飛び散る危険性が高い。

これにより、今までに世界中で少なくとも23人が死亡し、およそ300人が負傷した。インフレーターの起爆剤に使用されている硝酸アンモニウムが、この異常破裂を引き起こしているとされている。

日産自動車は対象車のオーナーに対し通知書を送付し、ディーラーにおいて無料でインフレーターを交換していく。今月からリコールが開始される予定だ。問い合わせについては、専用の電話窓口で受付している。

(画像はCarComplaintsより)


▼外部リンク

CarComplaints
https://www.carcomplaints.com/

The Yeshiva World
https://www.theyeshivaworld.com/

FenderBender
https://www.fenderbender.com/