いまだに160万台以上がタカタ製エアバッグを搭載 FCAIが警鐘を鳴らす

■最も危険な「アルファ」エアバッグ 19,500台以上に搭載
オーストラリアの連邦自動車産業会議所(FCAI)が、同国の道路を走る160万台以上の自動車に、危険なタカタ製エアバッグがいまだに搭載されていることを確認、警鐘を鳴らしていると、7月30日より各メディアが報じている。

FCAIは、タカタ製エアバッグに関し、オーストラリア国内でいまだに160万台以上が、リコールされておらず、その中には最も危険な「アルファ」エアバッグが19,500台以上も含まれているとした。

■リコールは世界で23メーカー、1億万台以上にも達する
FCAIのTony Weber所長は、
「仮にタカタ製エアバッグのインフレーターが異常破裂すれば、金属片が車内に飛び散り、乗車している人が負傷、若しくは死亡してしまう場合もある。この全国的なリコールを、ドライバーは甘く考えず、深刻なものであると認識してもらいたい。」(myGCより引用)
と話している。

タカタ製エアバッグによってリコールの対象になったのは、世界で23メーカー、合計1億万台で、オーストラリアだけでもトヨタやフォルクスワーゲン、フォードなどの有名な自動車モデルを含め、400万台にも上っている。

(画像はmyGCより)


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