テネコのCVSA2サスペンション技術、メルセデスベンツのGクラスに採用
■優れた快適性・ハンドリング・安定性
テネコは、同社のMonroeインテリジェントサスペンションポートフォリオのセミアクティブ無段変速(CVSA2)サスペンション技術が、メルセデスベンツのSUVライン、Gクラスにおける調節可能なダンパーに採用されたことを発表した。CVSA2技術は、メルセデスAMG のG63パフォーマンスSUVの標準装備となり、G350dおよびG500モデルのオプションとして提供される。これらはTennecoのCVSA2技術を提供した最初のSUVとなる。
CVSA2は、リバウンドとコンプレッションのダンピングを個別に制御する、2つの外付け電気油圧バルブという特徴を持った軽量ダンパーを中心に設計された、セミアクティブサスペンション技術である。
この技術により、優れた快適性、ハンドリング、安定性を提供する、最低と最高のダンピングレベルの間で、柔軟な調整範囲を実現している。
■複数セグメントにわたるサスペンションも
当初、高性能スポーツカーとともに設計された、最新のCVSA2技術は、SUV用途に適合してきた。CVSA2のコーナーモジュールは、アルミニウムヨークが統合され、Gクラスのコイルスプリングやエアースプリングとともに取り付けることができる。テネコ、ライドパフォーマンス社長であるMartin Hendricks氏は、次のように述べた。
「Monroeインテリジェントサスペンションのポートフォリオの拡大に伴い、消費者の嗜好を調査した結果、複数の車両セグメントにわたる高度なサスペンションソリューションに対する需要が高まっていることが分かりました。我が社の最新CVSA2技術は、実績のあるロードハンドリングの利点、卓越したオフロード機能、SUVの高度な乗り心地調整機能を兼ね備えています。」(プレスリリースより引用)
(画像はTennecoより)
▼外部リンク
Tenneco Press Releases
http://www.tenneco.com/