HELLA、アウトメカニカ2018で整備士が使用するスマートメガネを紹介

■専門家との情報送受信や対話が可能
HELLAは、9月11日からドイツのフランクフルトで開催されるアウトメカニカ・フランクフルト 2018において、HELLA Gutmannが新しく開発した、自動車修理工場で使用するスマートメガネについて紹介する。

車の修理やサービスに関しては、適切なタイミングと場所で、適切な情報を入手することが、効果的でコスト効率の良い結果の達成に関して大きな違いを生むことから、HELLA Gutmannは新しい機能であるスマートメガネを開発した。

これは、デジタルメガネの形をしたインテリジェントなハードウェアとHELLA Gutmannアプリによって、技術者が作業をする際の新しい可能性がもたらされたものとなっている。

スマートメガネに内蔵されたカメラですばやく撮影し、映像を撮影して送信し、QRコードをスキャンし、インターネットから情報を収集し、テクニカルコールセンターの専門家と詳細について話し合うこと、これらすべてが技術的に可能であり、将来は日常業務を円滑に進めるために設定される。

■リアルタイムで整備士の視野に表示
2019年に始まる最初の拡張レベルは、車の修理工場と、HELLA Gutmannソリューションによるテクニカルコールセンターとの間の幅広い情報交換の結果として、修理工場によって得られる利益に焦点を当てる。

整備士は、自分の仕事場で、この新しいリアルタイムサポートを直接受けるために、このデジタルメガネとアプリを、パソコンやタブレットにインストールすることが必要である。

このアプリにより、サポート問い合わせを管理し、診断のスペシャリストとの間で、画像やデータ、ビデオを送受信することが可能となり、さらに、同時に専門家と会話することもできる。また、専門家は、整備士が診ているものを見ることができる。

リモート機能の場合と同様に、もちろん、専門家は介入することができる。それは、物理的に車に介入するわけではないが、静止画/動画に注釈を加えることにより、リアルタイムの対話が、整備士の視野に表示される。

さらに、新しいHELLA Gutmann製品は、QRコードのスキャンと、これらのコードに格納されたデータまたは機能の上書き表示を実現した。車両データの収集を高速化し、メガMacs機能にリンクするためのデータベースへの追加リンクはすべて、後の拡張フェーズで扱うことを意図したものとなっている。

(画像はプレスリリースより)


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HELLA Press Releases
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