豊田合成、豊田合成(上海)管理有限公司の会社形態と社名を変更
■中国におけるグループ内組織再編に向けて
豊田合成株式会社は、中国市場での更なる事業拡大に向けて、地域統括会社である豊田合成(上海)管理有限公司の会社形態と社名を変更することを発表した。会社形態は、中国地域内における経営判断を迅速化し、効率的な事業運営を推進するため、「管理性公司」から「投資性公司(いわゆる持ち株会社)」へと変更し、社名は、豊田合成(中国)投資有限公司とする。資本金は、200万ドルから1,200万ドルへ変更となる。
変更時期は2018年12月の予定。また、中国の主要な生産子会社について、豊田合成による持ち分の株式を同社へ譲渡または現物出資することも今後検討していく。
■今後は事業計画と技術開発も
豊田合成グループは、世界18ヶ国・地域に67のグループ会社を通して、グローバルネットワークを積極的に展開し、ゴム・樹脂の高分子技術を用いた自動車部品を主軸とする製品を提供している。そして、豊田合成(上海)管理有限公司は、2006年から中国における自動車事業を展開し、販売・開発・品質保証・購買・ITの分野で業務を行っている。
同社の目標は、「自動車部品の開発と販売を通じて、中国の人々の生活を豊かにすること」であり、中国における事業展開を着実に進めてきた。
会社形態変更後は、中国の地域統括会社として、中国における事業計画と技術開発などを行っていく予定である。
(画像は豊田合成株式会社より)
▼外部リンク
豊田合成株式会社
http://www.toyoda-gosei.co.jp/news/detail/?id=710