マグナ、革新的な照明技術を持つRohinni社と合弁会社を設立

■超薄型マイクロLED照明ソリューションを提供
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は、マグナ・エレクトロニクスとRohinni社が合弁会社を設立したことを発表した。

新会社の名称は「Magna Rohinni Automotive」となり、ミシガン州ホーリーに拠点を置く予定である。

マグナの世界的なエレクトロニクス製造技術と、モビリティ産業におけるRohinni社の照明技術の専門性を組み合わせ、自動車メーカーやその他のモビリティ企業に向けて、代替技術よりも明るく軽くエネルギー効率の高い、OLEDを含む超薄型マイクロLED照明ソリューションを製造する。

Rohinni社の薄膜マイクロLEDおよびミニLEDは、ほとんどすべての用途に利用でき、デザインや製品の差別化のための新しい可能性を生み出している。さらに、同社は、大量生産をサポートするために必要な速度と精度でマイクロLEDを基板表面に配置する技術を開発した。

合弁会社では、煩わしい伝統的なLED製造技術から解放され、マイクロLEDおよびミニLEDベースの製品をより迅速かつ高いコスト効率で市場に投入することが可能となる。

■両社の強みを融合
Rohinni社のCEOであるMatthew Gerber氏は、次のように述べた。
「我が社のチームは、この合弁会社のためにマグナ社と提携することを非常に嬉しく思っています。マグナ社は長年にわたる自動車市場とアプリケーションの経験をこのパートナーシップとともに実現するとともに、グローバルブランドと幅広さを手に入れます。」(プレスリリースより引用)

マグナ社はまた、他の産業やアプリケーション、製品の範囲内で、有数のマイクロLED技術とミニLED技術の有望な用途に基づいて、Rohinni社に少数株主持ち分投資を行っている。

マグナのCTOであるSwamy Kotagiri氏は、次のようにコメントした。
「Rohinni社との合弁会社は、これまでにない薄くて柔軟な照明技術をもたらします。現行の自動車メーカー、新しいモビリティ企業、その他の照明サプライヤ、そしてマグナの製品グループはすべて、このコラボレーションの恩恵を受けます。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


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