グルーポアントリン、中国の瀋陽に新しい工場を開設
■主にBMW向けのヘッドライナーを生産
グルーポアントリンは、中国の瀋陽に新しい工場を開設し、顧客に最高のサービスを提供するために、世界最大の自動車市場におけるプレゼンスを強化した。開設の式典には、グルーポアントリンの会長であるErnesto Antolin氏とアジア太平洋地域担当のJorge Juárez氏、鉄西区政府当局、BMWの代表者、瀋陽工場従業員が出席し、Ernesto Antolin会長とJorge Juárez氏がリボンカットを行った。
Ernesto Antolin会長は、次のようにコメントした。
「グルーポアントリンは、我が社の戦略にとって重要な市場である中国への投資と成長に重点を置いています。我が社は、品質と卓越性へのコミットメントのおかげで、中国で大手自動車メーカーから重要な契約を得ることができました。我々が成長した秘訣の1つは、顧客と非常に近いところに存在し、そのニーズに対応することです。」(プレスリリースより引用)
約200人の従業員を有する瀋陽工場には最新の技術が搭載され、顧客に最高の品質基準を提供することが可能であり、BMWを中心に約4,000台のヘッドライナーを生産する。
■中国市場におけるプレゼンスを強化
グルーポアントリンは、2017年から2019年の間に9億ユーロを投資する計画の一環として、中国における産業プレゼンスを強化している。同社は、2018年の第1四半期に、中国市場におけるウインドウレギュレーター事業を拡張するために、Donghuan社と合弁会社を設立した。また、Geely-Volvoにドアパネルを提供するために、成都の新しい工場で生産を開始している。
グルーポアントリンの中国でのフットプリントとして、2003年に上海に駐在員事務所を開設したことから始まり、2年後には中国初の工場を開設し、フォードや上海フォルクスワーゲンのヘッドライナーを生産している。
現在、グルーポアントリンは中国に13の生産工場と13のジャストインタイムセンターを有し、従業員は4,000人を超えている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Grupo Antolin Press Releases
http://www.grupoantolin.com/