Gestamp、イギリスに新工場を開設

■最新の熱間プレス工場
自動車用プレス部品の大手サプライヤーであるGestampは9月13日、イギリスのウェスト・ミッドランズ州ウルヴァーハンプトン近隣のフォー・アッシズに新工場を開設したと発表した。

この最新プレス設備を持つ新工場は50,000平方メートルの規模となっており、Gestampがスタッフォードシャー州カノックに保有する工場の生産能力およびその従業員を補完するものとなっている。

この新工場では世界有数の規模を誇るプレス生産ラインと最新の熱間プレス技術により、ジャガーランドローバー、ルノー日産、ボルボ、BMW、トヨタ、ホンダなどの自動車メーカーに部品を供給する見通しとなっている。
■電気自動車用部品も生産
また、この新工場ではレーザーによる切断と溶接、また最新のサーボプレス方式により電気自動車用バッテリーボックスなどのアルミニウム部品も製造する予定である。

Gestampの会長であるFrancisco J. Riberas氏は次のように述べている。
「この納入先を第一に考えたこれまで以上に高効率で競争力がある工場により、従来および新規納入先へのビジネスを拡大していく。」(プレスリリースより引用)

現在、Gestampはイギリスに7つの工場と約3,000人の従業員体制で事業活動を行っており、2012年以来2億ボンド以上の投資を行っている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Gestamp プレスリリース
https://www.gestamp.com/