メリトールのP600遊星アクスル、オフハイウェイ用途の新機能を提供

■優れた性能とパワー、耐久性
メリトールは13日、受賞歴のあるP600遊星アクスルが、5遊星ギヤホイールエンドでも利用可能であり、セントラルタイヤインフレーターシステム(CTIS)での使用のために設定することが可能になったと発表した。

オプションの5遊星ギヤホイールエンドは、定格総軸荷重(GCWR)が4遊星ギヤのバージョンを20%上回り、アクスルの動作温度を下げるための先進冷却技術を備えている。

CTIS構成で、ドライバーは、タイヤの圧力を維持・調整することができ、様々な条件で性能を向上させることができる。

メリトール、オフハイウェイ担当ディレクターであるSteven Luepke氏は、次のように述べた。
「大型車両を扱う顧客は、優れたパフォーマンス、機能、クラス最高の機能を備えていることを評価して、P600シリーズアクスルを採用しています。5遊星ギヤホイールエンドとCTISの互換性により、重工業、油田、伐採、鉱山用途のメリトールの継続的な開発が強化されます。」(プレスリリースより引用)

■大型車特有のニーズに対応
サンフランシスコに本拠を置く、クレーンのレンタルと販売、プロジェクトサービスを手がけるBigge Crane&Rigging社は、メリトール P600タンデムアクスルをいくつかの大型トラクターに搭載し、容量を最大化し、総所有コストを削減している。

Bigge Crane&Rigging社、シニアプロジェクトエンジニアであるVaughn Hersey氏は、次のように述べた。
「5遊星ギヤP600アクスルは、既存のトラックとパワートレインとシームレスに連携し、統合プロセスを効率化します。メリトールは、大型車輸送プロジェクトに固有の特定なニーズに対する理解を明白に示しており、我々は、その性能とパワー、耐久性に非常に満足しています。」(プレスリリースより引用)

P600トライデム構成は、Heavy-Duty Truckingニュースによる2015年トップ20製品として認められ、OEM Off-Highway誌の2017年トップ10新製品に、アクスルでは唯一選出された。

(画像はMeritorホームページより)


▼外部リンク

Meritor News
https://www.meritor.com/meritor-today/2018/20180913