ジェイテクト、モロッコ新工場の鍬入れ式を実施
■地元政府関係者も鍬入れ式に出席
自動車部品の大手サプライヤーであるジェイテクトは9月18日、モロッコ初となる生産拠点JTEKT AUTOMOTIVE Morocco（以下、JAMO）およびジェイテクトのグループ会社である富士機工のモロッコ生産拠点Fuji Autotech Morocco（以下、FAMO）の工場建設に向けた鍬入れ式を実施したと発表した。2018年9月17日にモロッコの工場建設予定地において産業・投資・貿易・デジタル経済大臣のMoulay Hafid Elalamy氏、プロヴァンス州知事Abdelkhalak Marzouki氏、駐モロッコ特命全権大使の花谷卓治氏、ジェイテクトの取締役社長である安形哲夫氏、富士機工の取締役社社長である村瀬昇也氏が参加するなかで鍬入れ式がとりおこなわれた。
■電動パワステを生産
JAMOは、北アフリカおよびモロッコ市場を中心とした新たな供給の戦略拠点として位置づけられており、ジェイテクトの持つ電動パワーステアリング（以下、EPS）の技術と生産に関する知見を活かして、競争力あるEPSの生産拠点として取り組んでいく計画である。JAMOの量産開始は2020年となっており、年間23万台のEPSの生産を行う予定であり、ジェイテクトは欧州自動車メーカーの生産拡大が広がるモロッコにおいて、自動車メーカーのニーズに対応した製品の供給を行うためにJAMOを2017年9月に設立していた。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
ジェイテクト プレスリリース
https://www.jtekt.co.jp