アイシン精機、パリモーターショー2018に出展

■ハイブリッド変速機を出展
自動車部品の大手サプライヤーであるアイシン精機と同グループの各社は9月25日、フランス・パリで10月4日から10月14日まで開催される「パリモーターショー2018」に共同出展し、環境規制の強化により欧州でも注目されている電動化に関するアイシングループの最新製品を紹介すると発表した。

アイシングループはこの展示会において、主力製品であるオートマチックトランスミッションをベースとした最新の「FF1モーターハイブリッドトランスミッション」を出展する。

この製品は、従来のオートマチックトランスミッションのトルクコンバータを、モーターとエンジンの切り離しクラッチに置き換えたハイブリッドトランスミッションとなっている。
■最新の駆動モジュールも展示
これに加えて、幅広い電動化ニーズに対応可能な駆動モジュール「eAxle」4種類の初公開を行う予定である。

この駆動モジュールはモーター、ギヤボックス、パワーコントロールユニット(以下、PCU)を様々なパターンで組み合わせてシリーズ化したものであり、納入先のニーズに合わせた容量のモーターに、一体型か別体型のPCU、同軸型もしくは平行軸型の減速機を選んで組み合わせることで、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車などあらゆるタイプの自動車に適合する駆動モジュールを提供することが可能となっている。

また、モーターやバッテリーの潤滑や冷却を行う電動ポンプ、モーターによる制動力と協調し滑らかなブレーキフィーリングを実現する回生協調ブレーキ、軽量化に貢献するダイクエンチ工法を用いた車体部品を展示する予定となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

アイシン精機 プレスリリース
http://www.aisin.co.jp