テネコ、ジャガー E-PACEコンパクトSUVにサスペンション技術を供給
■ハンドリングの最適バランスと快適性を提供
テネコは、ジャガー E-PACEコンパクトSUVにサスペンション技術を供給することを発表した。同社のフロントストラットとリアショックアブソーバーは、車両の標準装備となり、モンローインテリジェントサスペンションポートフォリオからの連続可変セミアクティブ(CVSAe)サスペンションシステムは、アダプティブダイナミクスパッケージに含まれている。
過去10年間において業界で最も実績のある先進サスペンション技術の1つであるテネコのCVSAeダンパーは、ジャガーランドローバーのアダプティブダイナミクスに統合され、道路条件や運転条件をリアルタイムで感知し、各ダンパーを個別に調整してより快適で制御されたドライビング体験を提供する。
テネコ、グローバルライドコントロールのシニアバイスプレジデントであるNeville Rudd氏は、次のように述べた。
「ダンピングレベルを連続的に調整することで、テネコの精密設計されたCVSAe技術は、ドライバーに、ハンドリングの最適バランスと快適性がもたらされます。コンパクトSUVセグメントは急速に成長し、競争が激化しており、テネコの高度なサスペンション技術ソリューションは、OE顧客に対し、市場でのモデルを差別化する手段を提供します。また、消費者は、快適性、コントロール性、そしてニーズに合わせて乗り物を自由に選ぶことができます。」(プレスリリースより引用)
■ポーランドやチェコ、スペインに製造工場
テネコは、OE市場向けの先進的なライドコントロールシステムのリーダーであり、自動車メーカーに、パッシブおよびアドバンスドサスペンション技術の幅広いソリューションを提供している。同社は、ポーランドのグリヴィツェ、チェコ共和国のホドコヴィツェにある製造工場からのフロントストラットとリアショックアブソーバーと、スペインのエルムア工場からのCVSAeサスペンションシステムを、ジャガー E-PACEに供給している。
(画像はTennecoより)
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