グルーポアントリン、アメリカの研修機関と提携し若者の能力を開発

■学位の取得と工場での実習を両立
グルーポアントリンは、アメリカの2つの有名な研修機関である、先進技術トレーニング産業コンソーシアム(ICATT 実習プログラム)と、サウスウェスタン・イリノイ大学(SWIC)と提携したことを発表した。

この提携により、グルーポアントリンは有能な若者に工場で働いてもらうことができ、同時に、学生に、自動車関連の多国籍企業で働く実習の機会を提供することができる。

3年間の実習期間中、学生はサウスウェスタン・イリノイ大学に通って工業技術学の学位を取得するとともに、グルーポアントリンのナッシュビル工場で実務経験を積む。

また、学生は、ドイツ・アメリカ商工会議所のプログラムであるICATT実習プログラムによって設計された実習カリキュラムに従う。ICATT実習プログラムは、グルーポアントリンと協力して研修プランを作成して研修生を募集するとともに、SWICと授業での研修を行うことで協力したもの。

これは、企業固有の知識・理論・実践学習の組み合わせとして世界的に認知されているアプローチである、ドイツの二重教育システムを基準としたアメリカ中西部の研修プログラムとなっている。

第1期生の学生2人は、最近、革新的なプログラムを開始した。研修と実習の試験が成功に終わると、彼らは、グルーポアントリンのナッシュビル工場において、工具・金型技術者としてキャリアを開始するための高度な技能と経験を得る。

■優秀な人材の育成と先進技術の取得
グルーポアントリンが世界最大手の自動車部品メーカーの地位を強化する戦略において、才能の育成と引き入れは重要な要素である。

同社は、優秀な若者を募集するための研修プログラムを立ち上げ、現在の従業員にクロスカッティング研修プロセスを促進している。目標は、今後数年で自動車業界をリードする技術に労働者の知識を適応させることである。

グルーポアントリンは、年初に、ミシガンに拠点を置く有名な研修センターであるマコーム・コミュニティ大学のM-TECと協力して若者の研修を行った。

これらの取り組みは、グルーポアントリンのヒューマンリソースとイノベーション戦略の一部であり、専門的な開発と革新に関連する様々なプログラムが含まれている。

(画像はGrupo Antolinより)


▼外部リンク

Grupo Antolin Press Releases
http://www.grupoantolin.com/