マーレ、フォーミュラEでHWA RACELABの公式パートナーに
■開発パートナーとして貢献
マーレは、電動レーシングカーのシリーズであるABB FIAフォーミュラEチャンピオンシップ2018/2019において、HWA RACELABの公式パートナーとスポンサーとなった。HWA RACELABは、Mercedes-AMG Motorsport DTMチーム陣営の一角を担っている。
マーレグループの社長兼CEOであるJörg Stratmann博士は、次のように説明した。
「我々は、フォーミュラEへのコミットメントを通じて、我が社のモータースポーツに対する二重企業戦略を適用しています。我々は、Eモビリティの分野における持続可能なソリューションとイノベーションを提供します。」(プレスリリースより引用)
マーレは、パワートレインや熱管理、パワーエレクトロニクス、ろ過、室内空調をカバーする幅広い製品ポートフォリオを備えて、世界中で、電気駆動車両のためのソリューションを開発と生産を行っている。
■フォーミュラE参入でさらなる成功へ
マーレのモータースポーツ部門は、数十年にわたり、フォーミュラ1やDTM、MotoGP、NASCARなど、国際的なモータースポーツシーンの開発者であり、システムパートナーであった。そして、現在、マーレはフォーミュラEに参入することで、この成功事例を継続する。マーレのモータースポーツ部門の副社長であるFred Türk氏は、次のように述べた。
「マーレのモータースポーツは、モータースポーツの開始以来、強力な開発パートナーとして、業界でよく知られています。我々は、最も高いレベルで、イノベーションの積極的な推進力であると考えています。」(プレスリリースより引用)
■燃焼エンジンとEモビリティ両方をけん引
マーレグループは、燃焼エンジンを継続的に最適化し、代替燃料の使用を推進し、Eモビリティの世界的な導入の基盤を築くことにより、交通の効率化、環境配慮、快適性向上に取り組んでいる。このグループの製品ポートフォリオは、燃焼エンジンを搭載したドライブとEモビリティ両方のパワートレインおよび空調技術に関する重要な問題に対応している。
マーレグループは、2017年に、170ヶ所の生産拠点で約78,000人の従業員を擁し、30ヶ国以上で販売されて約128億ユーロの売り上げを計上している。
また、ドイツ・イギリス・ルクセンブルグ・スペイン・スロベニア・アメリカ・ブラジル・日本・中国・インドの16の主要研究開発センターで約6,100名の開発エンジニアと技術者が未来のモビリティのための革新的なソリューションに取り組んでいる。
(画像はプレスリリースより)
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