Leoni、ドイツの国際サプライヤーフェアでEモビリティ技術を展示
■電気自動車の充電システム全体をカバー
自動車業界およびその他の業界におけるエネルギーおよびデータ管理ソリューションの世界的プロバイダーであるLeoniは、10月16日から開催されているドイツ、ヴォルフスブルクの国際サプライヤーフェア(IZB)において、革新的なEモビリティ技術を展示した。同社は、国際的に認可されている幅広い種類のケーブルと、高速充電技術、高電圧ケーブルの電源供給、LEONiQデジタルケーブル技術などのソリューションを紹介した。
Leoniは、電気自動車における充電システム全体をカバーするケーブルを、世界各国向けに開発し、生産している。製品には、充電ステーションから車両への充電ケーブル、急速充電用の液体冷却(ハイパワー充電ケーブル)、トランク用の同型製品、充電ポートからバッテリにつなげる高電圧充電ケーブルなどがある。
また、オプションとして、ステータスを表示する照明機能は、ケーブルジャケットの色を変えることによって、充電状態と状況を表示できる。LeoniのHivocar高電圧ケーブルは、数多くのコンポーネントと電気自動車のパワートレインを配線する際にも強みを発揮する。
■インテリジェントなケーブルソリューション
充電中は、充電ポートの電力、車両に装備された充電技術、および車両バッテリのサイズなど、いくつかの要因が相互作用する。技術の進歩により、充電時間が数時間から数分に短縮された。しかし、充電ステーションでの取り扱いが容易な直径の小さいケーブルは、冷却を行わないと過熱状態になる。
Leoniは、ケーブルおよびコネクタの温度が設定された制限を超えないように、液体冷却式充電システムに向けた特殊なHPCケーブルを開発した。
Leoniの革新的なケーブル技術LEONiQのおかげで、充電ケーブルは、クラウドの充電プロセスを監視して最適化できるインテリジェントなシステムソリューションとなった。
これらの技術を世界中で利用できるようにするために、Leoniは国別承認を得て多くの地域で専用ソリューションを作り出している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Leoni Press Releases
https://www.leoni.com/